【ねらい】
- 地図などのダイヤグラムの作成において、載せるべき情報、強調する情報を自分で判断し、シンプルで見やすいデザインの方法を身につける。
【導入】
- ダイヤグラムとは
- グラフ、チャート図、地図、写真やイラストレーションを利用した図解のこと
- 学校案内図の目的を確認する
- 案内図のタイトル〜生徒用、来校者用、文化祭用、学校説明会用
- 載せるべ必須項目を確認する
- トイレ、体育館、視聴覚室、教室、PC教室、公衆電話、事務室、職員室、エレベータ
- 順路、非常口、立ち入り禁止区域
- 掲示する方法を確認する
- 掲示板or印刷物、縮尺比、大きさ、方位、インデックスなど
【展開】
(1)アイデアスケッチを描く
白い紙に、これから作成するダイヤグラムのアイデアスケッチを描いてみましょう。
例)平面or立体図、ピクトグラム、タイトル、インデックス、方位、強調する情報など
(2)図案作成する
アイデアスケッチをもとにして画像を描いていきます(使用するソフトウェアは特に指定しません)。
PowerPointでの作成例〜オートシェイプを活用して作成
一太郎での作成例〜罫線を活用して作成
(3)色を付ける
カラー印刷する場合は、図案に色をつけてみましょう。
(4)印刷する
【まとめ】
互いの作品を見て、評価シートに相互評価を書き込みます。
評価の観点の例
・全体のテーマ(統一されたコンセプト)
・造形性(フォント,イラスト,レイアウト,配色)
・アイデア(イラスト,コンセプトのアイデア)
・情報モラルに対する理解と態度などが評価の観点になります。
【発展】
完成した学校案内図をWebページに貼りつけてみましょう。
ホームページ作成ソフトで完成した学校案内図を貼りつけ、画像にハイパーリンクを貼りつけ(クリッカブルマップ)、さらに詳細な情報が引き出せるように工夫してみましょう。
【観点別評価規準】
(1)実習に興味関心を持ち、積極的に実習を行おうとする。(関心・意欲・態度)
(2)載せるべき情報、強調すべき情報を選び、デザインすることができる。(思考・判断)
(3)様々な造形表現をコンピュータを使って画像処理ができる。(技能・表現)
(4)ダイヤグラムではシンプルで洗練されたデザインが重要であることを理解する。(知識・理解)
【作品例】 |