「情報モラル」の学習指導案
指導者名 柴田 功
「情報モラル」の指導項目
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ホームページ(Webページ)の著作権について
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ビデオ及びハンドブックで
使用する項目
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【冊 子】
P20・21・22
(2)素材を活用してホームページを作る際に
P26・27・28
☆著作権について☆ 〜ホームページの著作権〜
【ビデオ】漫画のキャラクターを使うとき
音楽素材を使うとき
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1 日 時 平成13年10月10日 第5・6校時
パソコン教室(使用機器 DOS/V互換機40台)
(使用ソフト IBMホームページビルダー2001)
2 学 級 第3学年 選択クラス 20名
3 単元名 情報発信の基礎(Webページ作成)
4 単元設定の理由
情報収集・発信の知識を技能を習得させ、情報モラルを身につけさせる。
情報発信の方法のひとつとしてWebページ作成を行う。
5 単元目標
コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、
情報発信するための基礎的な知識と技能を習得させ、
情報収集・発信にともなって発生する情報モラルを身につけさせる。
6 指導計画(10校時)
第1時 ホームページのテーマを決めよう(コンピュータデザイン)
第2時 情報の収集の際に起こり得る具体的な問題(有害情報)
第3時 情報の発信の際に起こり得る具体的な問題(著作権)
第4時 情報の発信の際に起こり得る具体的な問題(個人情報)
第5時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(HTMLの基礎)
第6時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(画像作成と加工)
第7時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(写真の加工)
第8時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫
第9時 情報通信ネットワークの基礎(FTPの仕方・インターネットの仕組み)
第10時 情報通信ネットワークの基礎(FTPの仕方・インターネットの仕組み)
7 本時の目標(第3時)
ホームページ(Webページ)作成を始める際に必要な知識のひとつ、
著作権が存在することを理解させる
8 本時の展開
過程 |
学 習 活 動 |
時間 |
指 導 内 容 |
導入
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1)出席確認
2)起動・ログオン
3)キータイプ練習
4)○×カード配布
5)プレゼンテーションソフトを使った著作権についてのクイズ |
15分
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1)〜3)までは毎時間同じ作業手順。○×カードは写真のようなもの。
クイズは5問程度用意し、正解はここでは言わない。
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展開
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6)アンケート用紙配布
7)ビデオ上映
・漫画のキャラクターを使うとき
・音楽素材を使うとき
8)アンケート用紙記入
(著作権について理解を確認する)
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30分
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ビデオ上映では、全員スクリーンに体を向けさせる。
アンケートの内容
・ビデオで答えがわかる問題
・冊子から答えがわかる問題
・どちらにも答えがない問題
・質問記入欄
・ビデオを見てわかったこと
・ビデオの感想
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まとめ
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9)口頭によるまとめ
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5分
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ホームページ作成において著作権の存在を意識することが大切であることを確認する。
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9 指導上の留意点
1)著作権を侵してはいけないというネガティブな面だけでなく、自分の作ったオリジナル作品は著作権によって守られているというポジティブな面もあることを理解させる。
2)Webページを自己表現の場として活用させ、オリジナル素材をつくることで著作権の大切さを理解させる。
10 評価
1)アンケートの内容
2)著作権を意識したWebページ作成の態度