「情報モラル」の学習指導案
 
指導者名  柴田 功 
 

「情報モラル」の指導項目
 

Webページ閲覧における有害情報にどう対処するか
 

ビデオ及びハンドブックで
使用する項目




 

【冊 子】P10・11
   (3)インターネットを使う際に
    インターネットとは(解説)
    インターネットを活用する時(問題点・解決策)
 
【ビデオ】インターネットを使う際に
 
 
1 日 時   平成13年10月3日 第5・6校時
        パソコン教室(使用機器  DOS/V互換機40台)
              (使用ソフト IBMホームページビルダー2001)
 
2 学 級   第3学年 選択クラス 20名
       
3 単元名   情報発信の基礎(Webページ作成)
 
4 単元設定の理由
        情報収集・発信の知識を技能を習得させ、情報モラルを身につけさせる。
        情報発信の方法のひとつとしてWebページ作成を行う。
5 単元目標
        コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、
        情報発信するための基礎的な知識と技能を習得させ、
        情報収集・発信にともなって発生する情報モラルを身につけさせる。
 
6 指導計画(10校時)
 
第1時 ホームページのテーマを決めよう(コンピュータデザイン)
第2時 情報の収集の際に起こり得る具体的な問題(有害情報)
第3時 情報の発信の際に起こり得る具体的な問題(著作権)
第4時 情報の発信の際に起こり得る具体的な問題(個人情報)
第5時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(HTMLの基礎)
第6時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(画像作成と加工)
第7時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(写真の加工)
第8時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫
第9時 情報通信ネットワークの基礎(FTPの仕方・インターネットの仕組み)
第10時 情報通信ネットワークの基礎(FTPの仕方・インターネットの仕組み)
 
7 本時の目標(第2時)
 
  インターネットのホームページには有害な情報が存在することを認識させ、
  そうした有害情報に対処する方法を身につけさせる。
 
8 本時の展開

過程

学 習 活 動

時間

指 導 内 容

導入













 

1)出席確認
2)起動・ログオン
3)キータイプ練習
4)○×カード配布
5)プレゼンテーションソフトを使った有害情報についてのクイズ








 

15分













 

1)〜3)までは毎時間同じ作業手順。
○×クイズは5問
@インターネットの情報は正しい
A学校のインターネットは有害サイトを完全にシャットアウトしている
Bインターネットではまじめに検索すれば、とんでもないページに出会うことはない
C18歳以上ならばどんなサイトでも開いてよい
Dインターネットを使って、知らぬ間に高額な請求がきた知り合いがいる
正解はここでは言わない。

展開












 

6)アンケート用紙配布
7)ビデオ上映
・インターネットを使う際に
8)アンケート用紙記入
(有害情報について理解を確認する)
9)WWW検索・閲覧の方法
 ディレクトリ型検索
 ロボット型検索




 

30分












 

7)ビデオ上映では、全員スクリーンに体を向けさせる。
8)アンケートの内容
・ビデオで答えがわかる問題
・冊子から答えがわかる問題
・どちらにも答えがない問題
・質問記入欄
・ビデオを見てわかったこと
・ビデオの感想
9)WWWの検索を実際に行う。
最初は指定したページを検索させる。検索方法を身につけたらこれから作成するWebページの参考になるページを探し出す。

まとめ



 

10)口頭によるまとめ



 

5分



 

ホームページ閲覧などにおいて有害情報にどう対処するか、情報モラルを身につけることが大切であることを確認する。
 
 
9 指導上の留意点
 
1)有害情報は完全にシャットアウトできないことを理解させる。
2)有害情報に対処する方法を身につけさせるために、具体的な対処方法を紹介する。
3)E-mailにおける有害情報については別の単元で説明する。
 
10 評価
 
 1)アンケートの内容
 2)WWW検索方法の理解
 3)有害情報に対処できるWebページ閲覧の態度