「情報モラル」の学習指導案
 
指導者名  柴田 功 
 

「情報モラル」の指導項目
 

個人情報を扱う際に
 

ビデオ及びハンドブックで
使用する項目





 

【冊 子】P6・7・24・25
  1(2)個人情報を扱う際に
      ・個人情報の保護
  2(3)クラスや部活動のホームページを作る際に
      ・児童生徒の写真・名前・作品など
【ビデオ】電子掲示板・チャットについて
     児童生徒の写真を使うとき
 
 
1 日 時   平成13年10月10日 第5・6校時
        パソコン教室(使用機器  DOS/V互換機40台)
              (使用ソフト IBMホームページビルダー2001)
 
2 学 級   第3学年 選択クラス 20名
       
3 単元名   情報発信の基礎(Webページ作成)
 
4 単元設定の理由
        情報収集・発信の知識を技能を習得させ、情報モラルを身につけさせる。
        情報発信の方法のひとつとしてWebページ作成を行う。
5 単元目標
        コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、
        情報発信するための基礎的な知識と技能を習得させ、
        情報収集・発信にともなって発生する情報モラルを身につけさせる。
 
6 指導計画(10校時)
 
第1時 ホームページのテーマを決めよう(コンピュータデザイン)
第2時 情報の収集の際に起こり得る具体的な問題(有害情報)
第3時 情報の発信の際に起こり得る具体的な問題(著作権)
第4時 情報の発信の際に起こり得る具体的な問題(個人情報)
第5時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(HTMLの基礎)
第6時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(画像作成と加工)
第7時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫(写真の加工)
第8時 情報の共有化の取り決めと表し方の工夫
第9時 情報通信ネットワークの基礎(FTPの仕方・インターネットの仕組み)
第10時 情報通信ネットワークの基礎(FTPの仕方・インターネットの仕組み)
 
7 本時の目標(第4時)
 
  情報発信をする際、個人情報の保護の観点からいくつかの配慮が必要なことを
  理解させ、その態度を身につけさせる
 
8 本時の展開

過程

学 習 活 動

時間

指 導 内 容

導入








 

1)出席確認
2)起動・ログオン
3)キータイプ練習
4)○×カード配布
5)プレゼンテーションソフトを使った個人情報に関するクイズ



 

15分








 

1)〜3)までは毎時間同じ作業手順。
5)○×クイズは5問
ホームページに掲載してもよいか
@フルネーム
A住所
B電話番号
Cメールアドレス
D写真
正解はここでは言わない。

展開











 

6)アンケート用紙配布
7)ビデオ上映
・個人情報を扱う際に
・クラスや部活動のホームページを作る際に
8)アンケート用紙記入
(個人情報について理解を確認する)
9)インターネットにおける個人情報に関する事故・事件の紹介


10)Webページ作成作業

30分











 

7)ビデオ上映では、全員スクリーンに体を向けさせる。
8)アンケートの内容
・ビデオで答えがわかる問題
・冊子から答えがわかる問題
・どちらにも答えがない問題
・質問記入欄
・ビデオを見てわかったこと
・ビデオの感想
9)ホームページに個人情報が掲載されてしまったために起こった事件・事故の新聞記事を紹介する。
10)

まとめ


 

11)口頭によるまとめ


 

5分


 

Webページ作成において、個人情報の保護の観点から守るべきことを確認し理解させる。
 
 
9 指導上の留意点
 
1)絶対に掲載してはいけない個人情報と、本人の同意があれば掲載してもよい個人情報があることを理解させる。。
2)Webページに掲載した情報は誰もが見ることができることを理解させる
3)掲示板やチャットなどにおいても同じ注意が必要であることを理解させる
 
10 評価
 
 1)アンケートの内容
 2)作成したWebページにおいて、個人情報の保護に対する配慮がされているか